二日酔いと貧血と共に

キッチンドランカー東京OL(常に貧血)

ぺろり

顔が熱い。この時間帯はいつもそう。身体がアルコールに侵食され指先は赤くなっている。目ににじむ涙。エアコンで涼しいはずの部屋は、わたしから発せられる熱で気温が上がっているようにも思えて。人間の本質ってなんだろう。例えばわたし。酒に酔っている今の自分が本物なのか、シラフの自分が本物なのか。酒という合法薬物の解釈にもよるでしょう。あの人は酒癖が悪いって言葉、みんなよく使うでしょう?それって本来の自分が出てしまっただけなのか、アルコールが作った悪意の自分なのか。答えは出ないまま。誰にもわからないの自分にも。でもそれもいいじゃん?めちゃくちゃ人間って感じがするじゃない。すき。そーゆうの。でも自分が被害を被った瞬間から嫌いになるのね。それも人間らしいじゃん?すきすき。記憶を無くすのも悪くない。考えられない自分に代わって、身体が導いた答えじゃん。神秘よしんぴ。にゃお〜ん