二日酔いと貧血と共に

キッチンドランカー東京OL(常に貧血)

分かち合うことの難しさ、無視することの簡単さ

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頬が赤い。500mlの缶チューハイ1本と350mlを2本。今の私はこんな酒とも呼べないジュースのような酒で酔う身体になっているようです。久しぶりのアルコールは私の尖った部分を程よく丸くしてくれる気がするの。もやがかかっているように視界と思考が粗くなるから、今だけ細かいことは気にしなくていいや。茹でだこのような私はそう思うのです。ほろ酔いでベッドに横たわり、すいかのような模様の入ったお腹に手を這わす。もう二度と、ビキニは着れないな。後悔なんて1ミリもしてないけど、真っ白なお腹がなくなってしまったのは、ほんとはちょっと悲しいです。