若いだけでちやほやされるのなんて長くて残り二年ほど。その後は一気に能力で評価される人間になるのではなかろうか。今はね、若いから教えてあげる！私が守ってあげるって言われるけれど、30歳になったら私も今より立派な大人になっていて、なにそれ、私わ…

私は自分のあやしかたをよく知っている。部屋に閉じこもっていたらどんどん暗くなる、酒を飲む、寝る、起きてもうこんな時間！？ダメな私！ってなるでしょう？だからね、どすっぴんで上野公園まできたの。私は肌の色がとても白いから、すっぴんを見た人はた…

考えると怖くなる。でもそれは夜だからで、昼間の私は強かったんだ。暗くなると気持ちも暗くなる。私が幸せになれる最短ルートはなんだろう。何がしたいのか誰が必要なのか何を捨てなければならないのか、わからないよーそんな事。だってとてつもなくふらふ…

なにをこれだけ渋っているのか。なににすがりついているのか。わかるようでわからない。わからないのに涙がぼたぼた落ちてきて、それはちっとも止まらなくて、どんどん息が吸えなくなった。鼻が役割を果たさないの。平気な顔して過ごしてるけど、ほんとはい…

すずめがたくさんいて、身を寄せ合っていて、私も仲間に入れて欲しいと思った。温かそう。すずめは平気なのに鳩が苦手で、毎朝こっちに向かってくる鳩に、ひゃん！とか変な声で応答している自分が嫌いなの。最近洋服を選ぶ時、この年だしこの柄は若すぎる！…

知っているんでしょう？私の正体を。知らないふりは責めるより苦しい。お尻に電気ストーブの温かさを感じながら床に横たわる。ベットすぐ隣なのに。ここの方が今の私には合っている気がする。硬い床から感じるのは不快感で、それを快感と感じる強さはないの…