二日酔いと貧血と共に

キッチンドランカー東京OL(常に貧血)

小樽ワインが甘いから

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誰が想像できただろう。学生時代一つのクラスを隔ててそこにいたのは今の夫で、当時私達は一言二言言葉を交わした事はあったようだ。私はあまり記憶にない。そんなに記憶の片隅にもいない人と、結婚して一年になるのだ。不思議。11日は初めての結婚記念日で夫と学生時代の修学旅行の話をした。修学旅行先の長崎での自由時間、私達の班は中国茶を楽しむ予定が何故か、(何故こうなったのかは思い出せなかったの)少林寺拳法体験をさせられるはめに。そんな話を横浜の中華街をあるきながらふと、思い出したのです。それを聞いた夫は、その時俺もいたよ。猫たくさんいたよねって。ああ、そうか、そこに彼もいたのかと。私達の時計を十数年前に戻して、当時を振り返りたいなと思ったの。付き合ってもいなくて仲が良いわけでもなく、ほとんど話したことのない彼と、長い時間を経て私は結婚したのだと。人生って何が起こるかわからないからおもしろい。別々の道を歩むはずがなんの因果か2人でちょっといい白ワインを夜景を見ながら飲んでいるんだもん。そんなの面白いじゃん。