通勤前に買ったレッドブル飲まずに退社した今日は

疲れた。ゆっくり漏らす溜息。ほそくほそーく静かに漏らす溜息が底をついたら、私はしぼんでしまいそうなのです。吸い込むより吐き出すほうがずっと苦しい。しぼんだからお酒飲むの。500ミリの缶チューハイでしぼんだ身体を膨らます。ついさっきオレンジに濡らした指先はまだまだ乾く気配はない。乾くまでまたお酒飲まなきゃ。そんなこと考えながらベットに横になる。いつもこう。いつのまにか眠りについて、寝起きのでこぼこに乾いた指先に湧く怒りと情けなさ。しょうがないでしょ。私、とても眠たいのです。眠るってとても贅沢な行為で大好きです。けどね、勿体ないって思ってしまう。やりたいことがたくさんあっても目を閉じてしまうと1日がリセットされてしまう。体感は数分。現実は5時間ほど。ショートスリーパーとか全然羨ましくないよ。だってだってあんなに気持ちいいこと数十分で終わらせてしまうんだよ。寝起きの絶望感があっても、睡眠は全く無駄に感じないの。死ぬまでに何年分眠って何年食べて何年分悩むの。何年分頭痛で何年分生理でお腹痛いの。何年、何年。何年分好きって思って何年分嫌いって思って何年分気持ちいいって思うの。そう考えたら睡眠って、とても有意義じゃない？