二日酔いと貧血と共に

キッチンドランカー東京OL(常に貧血)

過去は変えられないしいくら思い巡らせてもその判断をしたのは自分で

f:id:otherhalf:20200223044120j:plain

思い出しただけで目頭が熱くなったり、悲しくなったり、時には憎しみだったり。携帯の奥底にそれはあって、久しぶりに遡るデータフォルダは、あの日を思い出させてくれた。いや、そうじゃないな。半ば強引に思い出させた。あの日のあの瞬間。ほんのささいな、相手からしたら、そんなこと?と思うようなあのひと時を思い出し、どうしようもない焦燥感に駆られる時がある。誰だってきっとそう。それと同時に、過去の自分の行いを思い返す。まぶたを閉じて、ゆーっくり、そおっと、ね。あの日のあの時、私の言動。誰かを傷つけたり、嫌な気持ちにしていたり、今の私ならこう言ったのに、何であんな言い方をしてしまったのだろう、と。自分が言われたりされた嫌なことよりも、自分がしてしまった愚かな事の方がよっぽど、心に残るのはなぜなのでしょう。吸い込んだ空気を全て吐き出しても、心に残るのは、身体に残るのは何故なの?全員に寄り添うことなんて出来ないけれど、その人のカケラでもいい。その人になって考えられる人間になれたらいいなと、わたしはちょこっと思うのです。